国際ロータリー第2720地区 熊本・大分

ロータリー財団奨学生中間報告(最終) 筒井 康美(第22回)

2025年05月30日

2022 ~ 2023年度 グローバル補助金 奨学生
筒井 康美

 

第22回 最終報告書(2025年5月1日 ~ 2025年5月31日)

1. 基本情報

カウンセラー(派遣側) 林 明様 R財団部門長(熊本江南R.C)
カウンセラー(受入側) Oliver Friedrich様(R.C of Berlin International)
教育機関 ベルリン工科大学(ドイツ)
専攻分野 水と衛生

2. 学業面での成果,状況,予定等

5月は主に、大学図書館にてインターンシップに関する資料収集および報告書作成を行いました。インターンシップは在宅勤務形態で、作業の場所は自由とされています。

インターンシップのプログラムの一環でヨーロッパのいくつかの都市を訪問しました。

5月12日にインターンシップの最終報告会が実施され、インターンシップは完了しました。インターンシップ完了をもって修了に必要な要件をすべて満たすことができました。

 

3. 受入ロータリーとの交流

今月はクラブ例会の日と私のインターンシップ従事時間が重複していたため、5/23の例会のみに参加することができました。

先月参加した「バンホッフミッション」(ホームレスの方々に食事などを提供するボランティア活動でR.C of Berlin Internationalが支援しています)に強い興味があり、今月になって数回、参加申し込みをしたのですが、ボランティアの数が足りているということで5/12の夜のシフトのみ参加することができました。ベルリンで多くの方がこの活動に参加していることがわかり、うれしく思いました。

帰国前夜に都合のつくロータリアンの方々がお別れ会を開いてくださいました。R.C of Berlin Internationalのバナーを頂きました。

 

4. その他(留学先での出来事等)

5月のベルリンはとても寒く、暖房をつける日が何日もありました。

一方で、夏に向かっていくベルリンは木々の緑がまぶしく、いちばんいい季節でもありました。

 

ロータリー財団奨学生最終報告 筒井 康美(第22回)

R.C of Berlin Internationalで私が最後に参加した例会の様子。とてもアットホームで素敵なクラブでした。

 

ロータリー財団奨学生最終報告 筒井 康美(第22回)

インターンシップで訪問した、パリ(フランス)の「学校前プロジェクト」。このプロジェクトでは小学校の前の道路を歩行者専用とし、児童に安全な場所を提供する試みが実施されました。写真はDe La Bienfaisance小学校(写真右手)の前の道路が歩行者専用に作り替えられ、道路に隣接するエリアには植栽が行われました。植栽が行われる前は、駐輪・駐車が乱雑に行われていたそうです。このプロジェクトによって安全で歩きやすいエリアが形成されたのみならず、植栽によって美観・気候変動対策・ヒートアイランド対策そして都市洪水対策にも貢献すると期待されています。

 

ロータリー財団奨学生最終報告 筒井 康美(第22回)

パリ下水道博物館。こちらもインターンシップのプログラムの一環で訪問しました。パリの下水に関する展示がある博物館と思っていたら、実際の下水道の一部が博物館として公開されており、驚きました。すべての展示についてフランス語と英語両方の表示があるので助かります。この日は小学校の社会科見学が2グループ来ており、とてもにぎやかでした。

 

ロータリー財団奨学生最終報告 筒井 康美(第22回)

パリ国立図書館の楕円の間。パリ滞在中にインターンシップ用の作業をしたくてこの図書館を訪れました。豪華絢爛でありつつもシックな空間で、毎日通ってみたくなります。写真後方の勉強机は150席あるそうです。

 

ロータリー財団奨学生最終報告 筒井 康美(第22回)

ベルリンは緑がまぶしい季節になりました。こんな日は自転車通勤もさわやかです。ベルリンはあらゆるところで自転車道が整備され、写真のように自転車道は道路にペイントがなされ、安全に配慮されています。

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